■ ID | 104 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 数値標高モデルによる地形計測の現状と応用例 |
■ 著者 | 太田岳洋
T. Ohta
(財)鉄道総合技術研究所 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本応用地質学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 応用地質、 Vol.46、No.6、347-360、2006 |
■ 抄録・要旨 | 数値標高モデル(DEM)を用いた地形計測手法をレビューし、その応用例について検討した。まず、既往研究において計測された地形特性値を整理したところ、それらは局所地形量、区域地形量および流域地形量に分類された。さらに、区域地形量は区域統計量、区域計測量および空間変動分析により求められる値に分類され、流域地形量は流域統計量と流域計測量に分類された。DEMによる地形計測の応用例としては、@地形の判読と分類への応用、A地形発達論や地形変化モデルへの応用、B地質構造や岩相分布の把握への応用、C自然災害評価の試み、などが挙げられ、Cについては鉄道沿線における落石災害評価の実例を示した。DEMによる地形計測は地形学、地質学および自然災害評価などへの応用が期待できる。 |
■ キーワード | 数値標高モデル、流域地形量、区域地形量、局所地形量、落石災害 |
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